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冬の谷川岳(2月中旬)
冬の谷川岳(2月中旬)


●谷川岳(たにがわだけ) 1977m ●

上越国境、すなわち群馬・新潟県境に壁となって聳え立つ、谷川連峰の主峰。
太平洋側と日本海側の両気候の分水嶺であり、異なる大気がぶつかりあうことで気象は激しく、2000mに届かない山稜であるにもかかわらず、日本有数の豪雪地帯となっている。
雪崩に削られる群馬県側は険しい断崖絶壁となっていて、峻険な岩場は、古くから多くのクライマーのゲレンデとなっている。昭和30~40年代の登山ブームの折はクライミングのメッカとなるも、多くの遭難者を出し「魔の山」とも呼ばれた。
岩場のイメージが強いが、山麓はブナ林、稜線は多くの高山植物に彩られる。激しい気象条件のゆえ、森林限界は低く、蓬峠や天神平などの標高1500m付近ですでに笹原の稜線である。広葉樹が多く秋の紅葉も見事。
上越線・上越新幹線の清水トンネル、関越自動車の関越トンネルは谷川連峰をくりぬいて造られている。都心からのアクセスもよく、「近くてよき山」の代表格である。



初夏の谷川岳
紅葉
絶壁
2つの耳
ニッコウキスゲ
ミヤマオダマキ
トキソウ
一ノ倉沢の案内板
遭難碑
笹原の稜線




■■山行記録■■

~紅葉と展望、上越の峻峰~
天神尾根から谷川岳 2001.10.14.
ロープウェイ-天神峠-谷川岳-西黒尾根

~紅葉と初冠雪の頂を目指す~
西黒尾根から谷川岳 2004.10.16.
西黒尾根-谷川岳-天神平

~暴風と青空の国境稜線~
谷川連峰主脈縦走(2006) 2006.10.15.~16.
天神平-谷川岳-万太郎山-仙ノ倉山-平標山

~岩尾根を彩る錦絵巻~
巌剛新道から谷川岳 2007.10.21.
巌剛新道-谷川岳-天神平

~雪は少なくても~
冬の谷川岳(2020) 2020.2.15.
天神平-トマノ耳-オキノ耳

~上越国境の白い頂~
冬の谷川岳(2015) 2015.2.21.
天神平-トマノ耳-オキノ耳

~積雪480cm、一面の白~
冬の谷川岳(2022) 2022.2.26.
天神平-トマノ耳-オキノ耳

~白くうねる展望の稜線~
冬の谷川岳(2018) 2018.3.3.
天神平-トマノ耳

~春霞みの眺望~
春近い谷川岳(2021) 2021.3.27.
天神平-トマノ耳

~上越国境・岩稜と花、草原の山旅~
谷川岳から清水峠 2005.6.25.~26.
天神平-谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳-蓬峠-清水峠

~草原から岩稜へ、初夏の花の山旅~
谷川連峰馬蹄型縦走 2008.7.12.~13.
白毛門-朝日岳-清水峠-谷川岳

~登ってみなければわからない~
天神尾根から夏の谷川岳 2017.8.6.
天神平-谷川岳-天神平

~灼熱の森林限界上の岩尾根~
西黒尾根から谷川岳 2010.8.7.
西黒尾根-谷川岳-天神平

~お盆の夏山を小屋泊で~
谷川岳から茂倉岳(肩の小屋泊) 2009.8.15.~16.
天神峠-谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳-土樽

~谷川連峰ならではの稜線~
谷川岳からオジカ沢ノ頭 2014.8.24.
天神平-谷川岳-オジカ沢ノ頭

~残暑と展望の国境稜線越え~
谷川岳から茂倉岳 2011.9.10.
天神平-谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳-土樽

~雲海を抜け蟻もとまどう山へ~
西黒尾根から谷川岳(2013) 2013.9.29.
西黒尾根-谷川岳-天神平-田尻尾根

~うねる国境稜線を歩き通す~
谷川連峰主脈縦走(2011) 2011.10.8.~9.
天神平-谷川岳-万太郎山-仙ノ倉山-平標山




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