10/14(日)晴れ時々曇り 歩行4時間55分
五反田駅4:31-[山手線]-4:53池袋駅5:02-[埼京線]-5:16赤羽駅5:24-[高崎線]-6:54高崎駅7:09-[上越線]-8:10水上駅8:26-[関越交通バス]-8:46谷川岳ロープウェイ駅9:40-[ロープウェイ]-9:50天神平9:55-[リフト]-10:00天神峠ー10:40熊沢穴避難小屋-11:55トマの耳12:20-12:35谷川岳(オキの耳)13:00-14:30ガレ沢のコル14:40-15:50西黒尾根登山口-16:00谷川岳ロープウェイ駅-[関越交通バス]-16:30水上駅16:40-[特急水上8号]-18:50赤羽駅-[埼京線]-19:10新宿駅
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●展望と人の列、天神尾根
標高こそ2000mにも満たない谷川岳だが、高山的雰囲気の漂う稜線は魅力的で、群馬・新潟県境の山ながらも都心から日帰りで楽しめる。
谷川岳ロープウェイ駅
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五反田4:31発の山手線一番電車で行く。埼京線、高崎線、上越線と乗り継ぎ水上駅からバスで谷川岳ロープウェイ駅に向かう。紅葉シーズンの土曜日、バスは増発便ともども、すし詰め状態。途中のバス停で待っている人は乗車出来ない。
さらに驚いたのは、ロープウェイを待つ人の長蛇の列。100mくらいある。
テレビのニュースの紅葉情報などでも、谷川岳の紅葉が見頃と伝えている。登山者よりも観光客のほうが圧倒的に多い。
ロープウェイと下りた所が天神平。積雪の多いスキー場で有名だ。さらにリフトで5分ほど登れば天神峠。いずれの場所からも、北側に谷川岳の双耳峰が堂々とそびえているのが見える。
谷川岳に突き上げる天神尾根の稜線は、やや赤茶けた紅葉の道だ。随所で谷川岳のピークを眺められる。
天神尾根を登る
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熊沢穴避難小屋までの道は、なだらかなほぼ平坦な道で、空身・軽装の観光客も多い。ただやはり歩き慣れていないのか、滑って尻もちをつく人を何人か見る。
小屋から先は登山者の領域になる。潅木帯と笹原の中の、ほぼ登り詰めの道となる。高度を上げるにつれ、展望が良くなる。筆をサッと走らせたような形のよい筋雲が、青空に映える。
登山者は長い列をなしている。振り返れば絶景、視線を前に戻せば、登山者の背中である。回りを見ると、最近の山には珍しく若い人をよく見かける。金髪でジーンズの男、日焼け防止に目から下をスカーフで覆い、「アフガニスタン!」とおどける若い女性など、何だかいつもと違い、やけに明るい雰囲気が取り巻く。
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