奥多摩周遊道路から三頭山山稜
●三頭山(みとうさん) 1531m ●
奥多摩西部、奥多摩湖南岸に位置する。大岳山、御前山と並んで奥多摩三山のひとつ。
さらに、日本3百名山のひとつとしても数えられている。
江戸時代、幕府により禁伐地に指定された経緯があり、周囲のほかの山と比べ巨木が多く見られる。尾根はブナやミズナラ、ダケカンバ、沢筋にはサワグルミ、シオジ、カツラなど。
山裾の標高1000m付近まで奥多摩周遊道路が伸び、平成元年に「都民の森」がオープンしてからは一般の人も山頂近くまで手軽に行けるようになった。かつての「奥多摩の秘境」のイメージは薄れたが、登山やハイキングの対象として相変わらず人気が高い。
三頭山から南東に伸びる笹尾根は、東京都・山梨県・神奈川県境を分かつ長大な尾根で、陣馬・高尾を経て東海自然歩道に引き継がれていく。
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