~東京の山にも深雪~
タイトル

ゆきのみとうさん(1531m)
2008年2月11日(月・祝)曇りのち晴れ

7:05武蔵五日市駅-[バス]-8:00仲ノ平-8:45大平集落分岐8:50-9:40西原峠-9:45槇寄山10:00-11:30大沢山-12:00三頭山中央峰12:45-13:05東峰-13:50鞘口峠13:55-14:15都民の森-14:45登山口-15:00数馬15:15-[バス]-16:07武蔵五日市駅
歩行時間:6時間5分

マップ
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鞘口峠へ
雪深い鞘口峠への下降路

冬期の三頭山は初めてだ。標高1500mと奥多摩三山の中では一番高いので、そこそこ積雪は多そうだ。
雲取山に1m近く積もったこの週、西原峠経由で登った。

武蔵五日市駅から1時間近くのバスの旅。バスはチェーンをつけている。周囲の山々は白く、木々の枝にもかなりの着雪が見られる。
乗客は荷田子で1人、浅間尾根登山口で5,6人ほど下車、そして仲ノ平で数名と共に下りる。残りの10名ほどは数馬からの登山のようだ。

すでに雪の積もる林道を上がり、民家の横をすり抜けて登山道に入る。
前の日が日曜だったため、トレースはついているものと思っていたが、自分が初めての登山者だったようだ。
積雪は足首からすねあたりまで。道のある部分は、周囲より雪面が少しへこんでいるのでわかるが、足跡は全くない。ダブルストックを駆使しながらの、ちょっとしたラッセルとなる。今日の登山は両腕を使うので、いい全身運動になるだろう。
大平集落への分岐で一休み。別の登山者に先を譲るが、すぐ先で再び先頭になる。

少し行くと植林から落葉樹の森に変わる。積雪は深いところは膝下まで。右手にすごく遠く、高い三頭山が見えてくる。あんなところまで行くんかい、と少し弱気になる。
高度を上げるにつれ、冷えた大気は鮮烈さを増していく。曇りがちだった空もすっきりした青空になってきた。ちょっとした登りを経て、笹尾根の明るい主稜線に出る。西原峠だ。稜線にはトレースが太く付いていた。
西原峠から5分ほど登れば、細長い槇寄山(1188m)の頂上に達する。正面に富士山が大きい。富士山の8合目より上を見ると、東側の斜面にはまだ土の部分が見え、雪は意外と少ない感じだ。


仲ノ平の登山口

くるぶし位の積雪

槇寄山から三頭山を望む

三頭山避難小屋

縦走路を三頭山目指して歩き出す。ここからの標高差は、まだ400m近くある。
積雪は増え、平均して40~50cmくらいである。ベタベタした雪ではないので、歩いていて気持ちがいい。三頭山までの行程に少し弱気だった気持ちは、なくなっていた。

緩く登って下って、やがて大沢山への急登となる。ブナが目立ち始める。雪面がキラキラと、2月の陽の光を受け輝く。
平坦地に出る。富士山の眺めがよいがまだ大沢山ではない。もう一段登りをこなしたところが、大沢山(1482m)である。展望板はあるが意外と眺めはよくない。
すでに標高は1400mを超え、三頭山の3つのピークがもう、手の届くところまで来ている。


深雪のブナの森

石尾根と奥多摩湖

富士山を望む

東峰付近のベンチ

いったん下り三頭山避難小屋。富士山方面の木が刈られ、見通しが良くなっている。
最後の急登。深い雪にストックが深くささる。50cmは超えていそうだ。おなじみの曲がりくねったブナの木を見ると、すぐ上が三頭山(中央峰)頂上である。

登山者は10名ほどいる。もうお昼だが、富士山もまだよく見える。しかし何と言っても、ここからは石尾根や雲取山、奥秩父山塊の白い眺めが印象的だ。そして遠くかすかに日光の山が見える。
三頭山頂上も雪深い。腰を下ろすスペースを作るのに、雪かきが必要である。こういう光景は奥多摩では、本当に久しぶりのような気がする。

眼下には奥多摩湖の緑の湖面がよく見える。本来の青色であってほしいのだが、台風の影響による泥の色でなくなったので、一安心といったところだ。

東峰の展望台に寄ってから、都民の森へ下ることにする。奥多摩湖方面のコースには足跡がひとつだけついていた。
ベンチには50cm近くの雪が乗っかっている。その先の東峰展望台からは、大岳山・馬頭刈山の後ろに東京方面の街並みが見下ろせた。

鞘口峠への下りの道は雪が深い。所々で風紋が出来ており、雪を目で見て楽しみながら下る。この下りは尾根道と北側斜面の巻き道とが分岐するところが2箇所あるが、巻き道のほうはトレースがない。
最後のヤセ尾根の急降では少し緊張する。鞘口峠でも積雪は50cmくらいあった。

都民の森の駐車場には、車が結構止まっている。皆スタッドレスでここまで上がってくるのか。なお、都民の森から上の周遊道路は通行止めになっていた。

周遊道路から再び山道を下り、数馬へ下る。15時台のバスにちょうどいい時間に下ってきてしまった。数馬の湯に立ち寄るのは今日はやめて、そのままバスで帰ることにする。



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