~裏銀座からダイヤモンドコースへ、北アルプス展望と花の旅~
タイトル
えぼしだけからくろべごろうだけ 2002.7.25.~28.
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烏帽子岳
烏帽子岳(2628m)

今年の北アルプス山行は、裏銀座縦走路を行くことにした。ブナ立尾根を登っての烏帽子岳登頂、これを縦走スタートとする。

もっとも、後半は定番の槍ケ岳に進むのではなく、裏銀座周辺で気になっている未踏の名峰に寄ろうと思っていた。
笠ケ岳、黒部五郎岳、薬師岳など候補がありなかなか決められない。後半の行程は未定のまま当日を迎えた。
黒部五郎岳
黒部五郎岳(2839m)

2002年7月25日(木) 晴れのち霧
前夜発・新宿駅23:50-[JR急行アルプス]-5:08信濃大町駅5:45-[タクシー]-6:45高瀬ダム堤-7:10ブナ立登山口7:20-8:10権太落し8:20-8:55中休み9:05-9:45三角点9:55-10:30 No.2プレート10:40-11:00烏帽子小屋12:05-12:55烏帽子岳13:20-13:55四十八池14:20-15:25烏帽子小屋(テント泊)歩行時間:6時間15分

2002年7月26日(金) 快晴
5:00烏帽子小屋-5:55三ツ岳6:20-7:40野口五郎小屋7:45-8:00野口五郎岳8:20-8:50竹村新道分岐-9:55東沢乗越-10:55水晶小屋11:45-12;20ワリモ岳分岐12:30-13:10鷲羽岳13:25-14:15三俣山荘(テント泊)歩行時間:7時間5分

2002年7月27日(土) 晴れ
5:20三俣山荘-6:10三俣蓮華岳6:15-6:40三俣巻き道分岐-7:30黒部五郎小舎7:40-[カールコース]-9:30黒部五郎岳10:10-[稜線コース]-11:50黒部五郎小舎12:10-14:15三俣山荘(テント泊) 歩行時間:7時間30分

2002年7月28日(日) 晴れ
5:00三俣山荘-5:30三俣蓮華岳分岐5:40-7:30双六小屋7:40-9:05弓折岳鞍部-9:30鏡平9:55-10:30シシウドが原-11:25秩父沢-12:15ワサビ平小屋12:45-13:40新穂高温泉14:35-[濃飛バス]-15:08平湯15:25-[アルピコバス]-15:50上高地16:40-[アルピコバス]-18:20松本駅18:31-[JRスーパーあずさ14号]-21:09新宿駅 歩行時間:7時間

マップ

新宿駅23:50発の「急行アルプス」に初めて乗る。座れないとつらいので1時間半前に駅に着いた。ホームはガラガラだった。平日なら30~45分ほど前に来ておけば大丈夫そうだ。

この夜東京は雨。通勤帰りの客であふれ返っているとなりの中央線ホームを横目で見ながら、列車の入線を待った。

信濃大町には5時過ぎ着。ホームを出るとすぐに、登山指導員とおぼしき人から登山計画書の記入用紙を受け取る。

登山者は50人近くいるだろうか。タクシー乗り場付近はタクシー運転手さんたちが、行き先別に登山者を並ばせたりして、その場の仕切り役となっている。

自分の行き先である高瀬ダムに行く人は10名ほどで、運転手さんのはからいで運良く4人相乗りとなった。(タクシー料金は1台8000円程度)
七倉のゲート
七倉のゲート(6時半開門)

途中の七倉のゲートは6時半ぴったりに開門なので、それに合わせて5時45分頃タクシーは出発する。七倉に早く着いてしまっても、待ち時間の間、タクシーはメーターを下げてくれている。
登山相談所や山荘がある七倉のゲート付近は、登山者が50名くらいいて盛況だ。ここから先はタクシーしか入れない。しかも客が1台に5人以上乗っていると入れてもらえないという徹底ぶりだ。
ゲートが開く。タクシーは監視所の前で止まり、監視員の人に指で何人乗っているかを告げて中に入っていく。何やら共産圏の国境を渡っていく気分である。

天気は上々。すきっとした青空で雲一つない。


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