~裏銀座からダイヤモンドコースへ、北アルプス展望と花の旅~ |
新宿駅23:50発の「急行アルプス」に初めて乗る。座れないとつらいので1時間半前に駅に着いた。ホームはガラガラだった。平日なら30~45分ほど前に来ておけば大丈夫そうだ。 この夜東京は雨。通勤帰りの客であふれ返っているとなりの中央線ホームを横目で見ながら、列車の入線を待った。 信濃大町には5時過ぎ着。ホームを出るとすぐに、登山指導員とおぼしき人から登山計画書の記入用紙を受け取る。 登山者は50人近くいるだろうか。タクシー乗り場付近はタクシー運転手さんたちが、行き先別に登山者を並ばせたりして、その場の仕切り役となっている。 自分の行き先である高瀬ダムに行く人は10名ほどで、運転手さんのはからいで運良く4人相乗りとなった。(タクシー料金は1台8000円程度)
途中の七倉のゲートは6時半ぴったりに開門なので、それに合わせて5時45分頃タクシーは出発する。七倉に早く着いてしまっても、待ち時間の間、タクシーはメーターを下げてくれている。 登山相談所や山荘がある七倉のゲート付近は、登山者が50名くらいいて盛況だ。ここから先はタクシーしか入れない。しかも客が1台に5人以上乗っていると入れてもらえないという徹底ぶりだ。 ゲートが開く。タクシーは監視所の前で止まり、監視員の人に指で何人乗っているかを告げて中に入っていく。何やら共産圏の国境を渡っていく気分である。 天気は上々。すきっとした青空で雲一つない。 |