~山上湿原と花園、展望広がる稜線~ 2002.6.29. 晴れ 8:40鶴ノ湯温泉旧道口-9:10鶴ノ湯温泉9:15-10:30乳頭山分岐-10:55小白森山11:00-11:30大白森12:35-13:15小白森山-13:35乳頭山分岐13:40-14:25蟹場下り口-15:05乳頭温泉バス停前-15:25孫六温泉 |
●孫六温泉に下りる 下山は、乳頭山縦走路への分岐まで来た道を戻る。分岐には「乳頭鶴の湯分岐」と書かれている。 縦走路に入ると、幾分荒れ気味になるものの至って穏やかな樹林の道である。 1063mのピークを過ぎ、ゴミが目立つようになる。特にペットボトルの捨てられているのがあちこちで見られるようになり、魅力いっぱいの山なのに意外であるとともに残念に思う。 蟹場温泉への道と出合うところで縦走路と別れる。この先の田代平へは、明日乳頭温泉から直接登って行く予定だ。
乳頭温泉バス停のある車道まで、1時間ほどの下り。孫六温泉までは林道を15分ほど歩く。途中から車の乗り入れ禁止の道に入り、川沿いにしばらく行くと孫六温泉だ。 秘湯と呼ぶにはあまりにも有名になりすぎた乳頭温泉郷だが、中に入ってみるとその落ち着いた静かな雰囲気がとても好ましく感じられる。その中でも、最奥の孫六は特に静かである。何と言っても客室にテレビがない。娯楽施設も何もない。まさにお湯に浸かりにくるための宿である。 1泊9000円と、登山ベースとして利用するには相場が高めだが、温泉とともに食事も大変満足。秋田と言えばきりたんぽ鍋。 乳頭温泉にはいろんな泉質のお湯があるがここは無色透明のラジウム泉と、白濁の(泉質不明)お湯に浸かれる。ただし本当にお湯に入るのが目的の湯治場であり、ボディーシャンプーの類はなく、石鹸が置いてあるくらいだ。 唐子の湯は男女別の内湯で、石の湯の露天風呂は混浴。もうひとつ女性用の露天風呂がある。また夜の数時間は、石の湯も女性専用になる。 また、孫六からは隣りの黒湯温泉が見える位置にあり、ここから歩いて温泉を梯子することも出来る。 明日は秋田駒への長い縦走。朝食はおにぎりにしてもらい、ついでに昼食と合わせて5個のおにぎりを作ってもらった。 |