~西上州を代表する雨乞いと信仰の山~ |
群馬県南西部・西上州の山域のうち、神流川(かんながわ)流域の2座に登った。春のツツジで有名な笠丸山、それと上野村の諏訪山である。 この地域は、奥武蔵・秩父と言った東京から至近の山域のすぐ隣りに位置しており、北秩父の山々からよく眺められるのだが、実際行ってみるとなるととても時間のかかる、いわゆる「陸の孤島」と言える。 もっとも、山麓には林道が発達しており、マイカーでのアプローチならさほど苦にならないのだが、毎度のことで電車・バスを利用しての山行である。近くて遠い山の最たるものである。 標高は高くないが、奇異な形の岩峰や自然そのままのか細い山道、優れた展望と、東京周辺の山塊の中でも異彩を放っている。 そして何をおいても特筆すべきは、「静かな山」の代表である。 --------------------------------------- 2002年11月2日(土) 晴れ 時々曇り 池袋駅6:01-[埼京線・高崎線]-7:37新町駅8:15-[日本中央バス]-10:26藤沢10:30-11:30住居附11:35-12:30笠丸山13:30-13:55地蔵峠14:00-14:20林道-14:35住居附-15:35藤沢16:00-[日本中央バス]-16:10学園入口(楢原)(民宿ときわ荘 泊)歩行時間:3時間55分 2002年11月3日(日) 晴れ 時々曇り 6:45ときわ荘-7:50楢原登山口7:55-8:30稜線-9:25湯ノ沢ノ頭9:30-10:40三笠山(ヤツウチグラ)-11:10諏訪山11:45-13:15湯ノ沢ノ頭-14:20浜平-[車に乗せてもらう]-14:30砥根平15:30-[日本中央バス]-17:15新町駅17:25-[高崎線]-19:01上野駅 歩行時間:7時間 ---------------------------------------
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