- 天狗ノ頭から稜線漫歩(7/27, 5:20)
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天狗テント地からご来光を拝む。真っ赤な朝焼けは天候悪化の予兆か。
昨日はガスで見れなかった周囲の山々を目の当たりにし、雪渓の多さに驚く。眺め最高のテント地である。
5時20分出発。天狗の頭まで気持ちのよい稜線漫歩。雲海に浮かぶ唐松岳、五竜岳、鹿島槍の向こうに槍ヶ岳が初めて視界にとらえられる。剱、立山も朝日に輝く。
コマクサが多い。またタカネスミレも咲く。
- 天狗ノ大下り(6:00)
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ゆるやかな登り下りのあと、突然眼下が切れ落ちる場所に来た。天狗の大下り。先行していた高校生の団体が、鎖場の下りに悪戦苦闘している。
人々が下るのに苦労しているところを雷鳥が眺めている。
単に長い下りかと思っていたら、ガレあり急斜面の鎖場ありとけっこう難儀する道である。
このへんで、唐松側から縦走して来た人たちとすれ違い始める。不帰ノ嶮を通過してきたせいか、皆何となく顔が引きつって見える。
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