- 栂池自然園から(7/25, 11:10)
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ゴンドラリフト、ロープウェイで上がる。気温17度。ガスがかかり白馬岳は全く見えない。
時々沢の現れる登山道を登って行く。ガスの中、かなりの急坂。テントと4日分の食料は肩腰にズンと来る。
ゴゼンタチバナ、クルマユリなど見る。
やがてガスが切れ青空が覗き始める。さらには眼下に白馬の街並みもうっすらと見える。
- 天狗原(12:15)
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傾斜が緩み、小さい雪田を渡りしばらくすると木道となる。ほどなくしてあたりが開け天狗原へ。休憩しパンをかじる。
池の周りにワタスゲ、ノハナショウブが咲いている。俗界から離れた気分になりとりあえずホッとする。
ダケカンバの林から石のガラガラした急登となる。荷が重くなかなか歩みがはかどらないが、視界がぐっと開けて行くのに元気付けられる。
コイワカガミ、コケモモ、ミヤマダイコンソウが傍らに咲く。雪渓を横断するとハクサンコザクラをたくさん見る。
- 乗鞍岳(13:40)
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緩い登りが一段落つくと、目の前に赤い花を見る、タカネバラの咲く乗鞍岳山頂。
山頂は広く開放的。チシマギキョウ、ミヤマリンドウ、ヒメシャジン。ずっと先にケルンが見えるがあそこが本当のピークのようだ。
その先に、ガスに隠れながらも雪渓の美しい山肌を認める。白馬大池山荘が見える。
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