タイトル
雲ノ平から水晶岳、双六岳 2000.8.5.~8.
1 2 3 4 5 6 花のスライドシアター 文章のみ

三俣蓮華岳下のお花畑と残雪、後方に穂高連峰 三俣蓮華岳下のお花畑と残雪、後方に穂高連峰

朝焼けと常念岳 朝焼けと大天井岳
三俣蓮華岳下のお花畑 三俣蓮華岳下のお花畑

●朝焼けの三俣蓮華岳、槍・穂高、稜線を進む

いよいよ最終日。長野の天気予報は曇り一時雨。これまで毎日のように朝快晴、昼前あたりから雨だが、今日はどうなるだろうか。

小屋を出、三俣蓮華岳分岐まで登ると、裏銀座縦走路の方向に太陽が昇り始めた。
雲を赤々と染める朝焼けに槍・穂高、常念岳のシルエットが映える。

残雪を従えた三俣蓮華岳のカールを、朝日がオレンジ色に照らし始める。朝の情景は今日が一番いい。ここ数日と比べ、雲の形も違う。初秋を思わせるうろこ状の雲が高く出始めている。

双六岳へは左右の展望が楽しめる稜線コース、花の多い山腹コース、稜線コースから双六山頂を巻く中道を通るコースがある。どれも魅力的だが、1度に歩けるのは1つしかない。お花畑は随分見たし、もう一度黒部五郎岳を見たかったので稜線コースを歩く。

黒部五郎岳 黒部五郎岳

シナノキンバイ、ハクサンイチゲが咲き乱れる三俣蓮華岳山頂直下の斜面を登り、再び四囲の展望が開ける。黒部五郎岳のカールはここからが一番きれいだ。

再び大きな薬師岳。鷲羽岳の向こうには水晶岳の双耳峰が覗いている。けれどここからの景観として、槍ガ岳・穂高の雄大さはやはり主役として外せないだろう。


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