2013年2月10日(日) 晴れ |
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◇ | 四ツ谷駅 | 6:39 | |
中央線特快 | |||
7:12 | 立川駅 | 7:15 | |
青梅線 青梅駅乗換 |
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8:28 | 奥多摩駅 | 8:35 | |
西東京バス | |||
9:15 | 鴨沢 | ◇ | |
9:40 | 小袖乗越 | ◇ | |
11:15 | 堂所 | 11:20 | |
12:45 | ブナ坂 | ◇ | |
13:20 | 奥多摩小屋 | 14:10 | |
15:10 | 雲取山 | 15:40 | |
16:10 | 雲取山荘(泊) | ◇ | |
2013年2月11日(月・祝) 晴れのち曇り |
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◇ | 雲取山荘 | 6:00 | |
6:25 | 雲取山 | 7:05 | |
8:10 | 七ツ石山 | 8:20 | |
8:57 | 千本ツツジ | 9:05 | |
9:50 | 鷹ノ巣避難小屋 | 10:20 | |
10:53 | 鷹ノ巣山 | 11:10 | |
12:00 | 城山 | ◇ | |
12:30 | 将門馬場 | ◇ | |
12:55 | 六ツ石山 | 13:30 | |
14:05 | 三ノ木戸山巻き道 | ◇ | |
15:05 | 鳥居 | ◇ | |
15:15 | 石尾根登山口 | ◇ | |
15:30 | 羽黒神社 | 15:45 | |
16:00 | 奥多摩駅 | 17:40 | |
三河屋立寄り 青梅線 青梅駅乗換 |
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18:48 | 立川駅 | 18:49 | |
中央線特快 | |||
19:16 | 新宿駅 | ◇ |
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雲取山も通算28回目の登山である。5年ぶりに石尾根を縦走することにした。
いっとき、雪の石尾根を歩ききることが冬の定番になっていたが、しばらく間があいた。やはりここを歩いてこそ冬という季節にふんぎりがつく。
立川駅で青梅線に乗ると、すでに登山客で混み合っており座れなかった。奥多摩駅からのバスは増発された。奥多摩はこの登山ブームで、格好の冬山登山エリアになったようである。
ヨモギの頭より、七ツ石山など奥多摩の山々を望む |
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鴨沢から出発。人は多い。小袖の駐車スペースもほぼ満車である。登山口に入り、単調な長い登りが始まる。ここの登山道は基本的に南に面しているので、人の歩いたあとは雪が溶け、夜に再び凍る。ツルツルになりやすいのだ。
冬に歩く人が多くなったのは、凍結の程度が年ごとにひどくなっていることからもわかる。開けた場所から仰ぎ見る石尾根の稜線は、少し白くなっていた。
今日はいつにも増して前後に人がいるので、どうしてもオーバーペースになってしまう。また、3連休の中日でもあるので、昨晩山荘に泊まった人の下山時間帯でもある。こんにちはの回数が多くなった。
堂所を過ぎると、積雪も10cmを越えるくらいになった。七ツ石分岐から巻き道を行く。歩く方向が西向きになって、風向きも変わるので気持ちが新たになるところだ。青空の先に飛竜山など奥秩父の山、そして最奥に南アルプスが見えた。北岳、間ノ岳、農鳥。赤石、荒川岳も見えている。この白い稜線はこの冬、まともに見れたのは初めてかもしれない。
ブナ坂で石尾根歩きとなる。広い眺めが続く。雪は南面のせいかあまりなくて、土がかなり見えていた。先週水曜日にある程度の雪が降ったと思うのだが、その前からの雪が残っているくらいにしか見えない。
今まで歩いた石尾根で一番の積雪量は2008年の1メートル弱、ついで2001年だった。2001年のときは降雪直後だったのでかなりの深雪という感じだった。ここ最近は降ってもあまり積もらない気がする。水分の多い雪が降りやすくなったのだろうか。
雪は少なくても、登りの尾根道はかなり足に負担が来る。今まであまりそういうことはなかったのだが、今日は最初のオーバーペースがたたったのか、少々バテ気味である。
奥多摩小屋にやれやれの到着。ベンチで食事を作って食べる。ほんの数十分の間でも、脇を登山者が次々と通り過ぎていく。賑わいだけは夏の雲取山と変わらない。
山頂へ向けて出発する。ヨモギの頭を越えて小雲取山への急登に差しかかると、気温がぐっと下がる気がする。積雪は増えず、指導標は根元まで見えている。
土が出た展望の稜線を歩いて雲取山山頂に立つ。やはり山頂が一番雪が深かった。それでも30cmくらいで、やや拍子抜けだ。でもこれくらいが歩くのに一番いいのである。
富士山、丹沢、奥秩父、シルエットになった南アルプス、今日も大きな眺望が得られた。山頂の三角点付近は若い人たちであふれている。
それにしても今日の登りは相当きつかった。よく休んで明日の石尾根縦走に備えなければ。
雲取山荘に下ると、山荘前に人の背丈を越えるくらいの大きなカマクラができていた。通された部屋は20畳くらいの大部屋だった。今までは同じ単独者どうして5,6名収容の小さな部屋があてがわれることが多かったのだが、今日は宿泊予定者が多いと見え、このような部屋割りになっているのだろう。
広い部屋は寒い。こたつに肩までくるまって山の話などをしながら時を過ごす。