山の写真集(塩見岳から北岳 -1-)

タイトル
三伏峠-塩見岳-熊ノ平-間ノ岳-北岳-広河原
2008年8月2日(土)~8月4日(月)
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今年は外秩父七峰縦走を始めとして、長い距離をよく歩いている。以前は7時間も歩くと翌日の生活に響いていたのに、最近はあまりダメージが後に残らない。数年前に比べてスタミナはついている気がする。
今年のアルプス山行は南アの長いコースを選んだ。塩見岳から北岳への縦走は、南アルプス北部の2大尾根である仙塩尾根と白峰尾根を結ぶダイナミックなコースである。2泊ではちょっときつい行程になるが、何とか北岳までたどり着くことが出来た。

塩見岳東峰から見た西峰、遠景は中央アルプス
塩見岳東峰から見た西峰、遠景は中央アルプス

仙丈ヶ岳と塩見岳を結ぶ長大な仙塩尾根は、熊ノ平付近では樹林帯となり地味な印象もついて回る。しかしそういう場所でも、ところどころにお花畑や眺めのいい岩峰があり、前半の広大な展望の稜線とあいまって充実した尾根歩きが楽しめる。
とにかく歩きに歩いた2泊3日だった。

2008年8月2日(土) 晴れ時々曇り 歩行2時間
6:30新宿駅-[あずさ71号]-9:16岡谷駅9:35-[飯田線]-11:35伊那大島駅12:25-[伊那バス]-14:10鳥倉登山口14:20-15:03豊口山間のコル15:05-15:20 5/10の標識-15:40水場-16:05塩川分岐-16:25三伏峠(テント泊)

2008年8月3日(日) 晴れ 歩行7時間15分
4:30三伏峠-5:25本谷山5:32-6:40塩見新道分岐-6:55塩見小屋-7:55塩見岳8:30-10:10北荒川岳10:20-11:17岩峰ピーク11:25-12:40熊ノ平(テント泊)

2008年8月4日(月) 曇り時々晴れ 歩行9時間
4:55熊ノ平-5:30三国平-6:25三峰岳6:40-7:25間ノ岳7:45-8:30中白峰-9:00北岳山荘9:10-10:15北岳10:35-11:10八本歯トラバース分岐-11:40池山吊尾根-12:00八本歯のコル-13:30大樺沢二俣13:40-15:00広河原-[山梨交通バス]-16:50甲府駅22:30頃-[かいじ112号、大雨の為大幅遅れ]-0:55新宿駅




●長野県側からの長いアプローチ
8/2(土)岡谷駅~伊那大島駅~鳥倉登山口~三伏峠  晴れ時々曇り

マップ

特急あずさを岡谷で下車し、初めての飯田線に乗る。2時間の間、車窓に広がる田園風景をのんびりと楽しむ。
伊那大島駅に降りると、灼熱の真夏の太陽がギラギラ。バスが来るまでの間日陰でじっとしていた。バスは登山者でほぼ満員となる。

途中の鹿塩でトイレ休憩を取り(パンなどの軽食も購入可能)、標高1740mの終点まで上がっていく。手前の駐車場でさらに登山者を飲み込み、やはり2時間かかって鳥倉登山口に着く。
電車バスで総計8時間近く、久しぶりにたっぷり長いアプローチとなった。


伊那大島駅

鳥倉登山口

カラマツ林の登り

三伏峠

登山届を投函し、カラマツ林を登り始める。急登ということもなく歩きやすい。
三伏峠までの登路は、以前は塩川土場からの道がよく歩かれていたが、現在はこの鳥倉登山口が路線バスも通ってメインコースとなっている。標高差も少なく、ゆっくり歩いても3時間ほどだ。
ほぼ樹林帯の中だが、ガレ場に出ると遠く塩見岳と思われる高峰が望める。あの高い所に明日にも達すると思うと不思議な気持ちだ。

豊口山間のコルに出て、山腹を緩やかに巻く道が続く。登山口から三伏峠までの経過距離を示す標識が時々現れる。5/10と半分の所まで来た。山深く入っていくと時々ガレもあるタフな道に変わる。
下山してきた人が「テント?三伏峠はもうテントが一杯で、あと1,2張りくらいしか張れないよ」と言ってきた。それは困るので、後から来るテントの人に抜かれないように、少し早足で登ることにした。

やがて水場の前に来たが、ほとんど枯れていて水を汲むことが出来ない。三伏峠は給水施設が小屋からかなり離れているらしいので、登りの途中で水が得られれば好都合と思っていたのだが、あてが外れた。
塩川口からのコースを合わせると、道は折り返すようにして登っていく。やがて頭上が明るくなり、三伏峠小屋の前に出た。昔ながらの小屋らしい小屋といった印象だ。玄関でテントの申し込みをする。

テント場は小屋から1分ほど行ったところだ。心配していた混雑状況だが、満員なんてことはなくまだ10張りくらい張れる。さっきはどうやら脅かされたみたいだ。整地されて設営しやすい。
ただ狭い場所にテントが密集しているので、夜はちょっと人の話し声が気になるかな。

それにしても鳥倉登山口から2時間あまりで着いてしまった。まあ、明日明後日と長丁場となるので、今日は体力温存の日だろう。片道10分以上かかる水場を往復する以外、特に出歩くことはせず、この日は食事後おとなしく寝た。


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