~晩秋の避難小屋泊まり歩き、奥秩父の核心部へ~
タイトル
白泰尾根から十文字峠、入川谷 2000.11.3.~5.
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山岳雑誌「岳人」の9月号に、紅葉に彩られたこのコースがトップで紹介された。
撮影は北アルプスの山岳写真で著名な三宅岳さんによるもので、陽光にゆらめく奥秩父の情景が強く目に焼き付いた。
今年の紅葉山行のしめくくりとして、この地を選んだ。
入川谷の軌道跡
入川谷の軌道跡
マップ
---------行程----------
11/3(祝)雨 歩行5時間55分
池袋駅5:00-(西武池袋線、秩父鉄道)-7:45三峰口駅8:00-(タクシー)-8:45栃本関所跡-10:50一里観音11:00-12:35二里観音13:20-14:50三里観音15:00-16:20四里観音避難小屋(泊)
11/4(土)晴れのち曇り 歩行5時間15分
四里観音避難小屋7:05-7:40四里観音-8:03十文字峠上-8:40大山9:20-9:45十文字峠(かもしか展望台往復)10:40-11:05四里観音-11:50鉱石場跡-14:10柳小屋(泊)
11/5(日)晴れ 歩行4時間40分
柳小屋7:10-10:00荒川起点10:10-12:35川又-(タクシー)-大滝温泉14:55-(バス)-15:14三峰口駅15:47-(秩父鉄道、西武池袋線)-池袋駅

往路、復路とも展望を当てにする道ではないが、奥秩父の幽玄さ・山深さ、峠越えの味わいなど山歩きのエッセンスがいっぱい詰まったコースだと思う。 柳小屋や荒川起点付近は新緑、特に今回の紅葉の景観が素晴らしく、「岳人」掲載とあいまって、今後東京周辺の紅葉名所となるかもしれない。

「岳人」コースは柳小屋から十文字峠に登り、白泰尾根を下るものだが、今回は逆のコースを歩くことにした。すなわち、栃本から白泰尾根に登り、十文字峠から股ノ沢林道を下るという行程だ。
逆コースにしたのは、前日雨が結構降ったこともあり、初日に沢沿いの道を歩くのを避けたかったからである。
コースタイムからすると、頑張れば1泊で歩けそうだが、山小屋や避難小屋が要所にあるため2泊でのんびりと歩いた。

柳小屋
柳小屋


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