~南九州の名峰を歩く~
タイトル
1 2 3 4 5



●好展望の中岳から高千穂河原へ下る
中岳到着。ここからは高千穂峰がすぐ横に見え、南には開門岳や桜島の姿もおぼろげに見える。
霞みで見えにくかったが、展望の効く冬期なら、鹿児島湾も見えるのではないか。

中岳は地元の小学校の遠足でもよく来るらしく、またザックを背負っていない人も多く見かける。高千穂河原まで車で来て、中岳を往復するだけの人もいるようだ。これほどの展望を得られるならそれでも十分楽しめそうだ。

中岳から高千穂峰
中岳山頂から高千穂峰
中岳からの下り
中岳からの下り

クサボケ
クサボケ

高千穂河原までは、少しの岩場を経て新緑を楽しめる道となる。植林帯も全くなく、若葉色に囲まれたまさに春山(気候的には夏山?)を堪能できる道だ。

モミジコースの分岐を分けツツジコースを下ると、クサボケの紅い花、そしてミヤマキリシマが咲き出していた。この先ミヤマキリシマはどうだろうか?咲いている確証が得られないので写真を撮りだめしておく。


●高千穂河原で幕営
下り切るとすぐに高千穂河原の駐車場に出た。さあ、まずビールだー!下山後のビールがうまい季節になった。顔や腕が焼けて真っ赤になった。

車道が通じる標高970mのこの一帯はすでに観光地。登山者より行楽客のほうが多い。駐車場の向こう側の林の中で再びテントを広げる。この場所は駐車場の騒がしさはあるが、新緑の広葉樹に囲まれて幕営には最適の地だ。野鳥の観察舎も側にあり、鳥のさえずりも賑やかだ。

中岳を下る ツルキジムシロ
中岳を下る
ツルキジムシロ


前のページ Home 次のページ