~アカヤシオ咲く展望の山~

けさまるやま 2002.5.2.~3
塔ノ沢~小丸山~前袈裟~後袈裟~郡界尾根
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郡界尾根のアカヤシオ

後袈裟丸山へ(5/3,8:20)
朝食を済ませ、6時半に出発。再び前袈裟丸山へ。テントの2人は先に登っているようだ。
昨日と違い、シュラフなど全部の荷物を背負っての急登に朝から汗をかく。山頂前の笹原は朝日がまぶしい。
今日はかなり遠望が効く。南側には奥秩父の山々、そして遠くに富士山が8合目あたりまで見える。その手前に見えるのは御正体山、三ツ峠山どちらであろうか。

後袈裟丸山の後方には、武尊山や谷川岳がいまだ白い姿で鎮座している。シャクナゲの生い茂る尾根を下って行く。
ほどなく八反張(はったんばり)のコルと呼ばれる狭い鞍部に着く。距離はほんの5mくらいだが、左右が切れ落ちてザレている。
足を置くと、ボロボロと小石が落ちて行った。両側に鎖が着いているが、支柱がぐらついているので、下手に頼らないほうがいい。
前袈裟-後袈裟間は、崩壊激しいため基本的には通行禁止となっている。

後袈裟丸山に登り着く。展望はそれほどでもないが、明るく開けた山頂だ。前袈裟丸山の形がよい。
1人登って来た。今朝、折場登山口から3時間ほどかけて登って来たとのこと。つい3日ほど前にも来たそうである。


郡界尾根を下る(10:20)
後袈裟からしばらくは急な下り。シャクナゲの道はまだまだ続く。
しばらくすると、シャクナゲが途切れアカヤシオのピンク色が再び目立ち始めて来る。ここ郡界尾根のアカヤシオは、並木道のようにピンクのラインが尾根筋に沿っているところもあって、壮観だ。

さらに下ると、またシャクナゲとアカヤシオの混合林のようになる。このへんになると、もうかなり高度を下げているので、赤い花びらを見せて今すぐにでも咲きそうなシャクナゲの蕾が見られるようになる。目の前で花開いたりしてくれないだろうか、まじで待ってみようかとも考えた。

やがてシャクナゲもアカヤシオも姿を消し、カラマツやブナが見られる八重樺原(やえかばはら)付近にさしかかる。

八反張のコル
八反張のコル
アカヤシオ並木
アカヤシオ並木
開花間近のシャクナゲ
開花間近のシャクナゲ


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