~アカヤシオ咲く展望の山~

けさまるやま 2002.5.2.~3
塔ノ沢~小丸山~前袈裟~後袈裟~郡界尾根
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前袈裟丸山から後袈裟丸山

小丸山避難小屋へ(13:15)
アカヤシオを見ながら緩い登り下りを経て、小丸山の頂に立つ。北側に皇海山、庚申山が眺められる。袈裟丸山もずいぶん近くなって来た。斜面をよく見ると、日影に雪がまだ残っている。
小丸山から下っていく。アカヤシオに代わり、ダケカンバ混じりの笹原が展開する。見上げると雲はいつのまにかほとんど消え、青空にすっくと伸びるダケカンバの白い幹がすごくきれいだ。この美林は、袈裟丸山の大きな魅力のひとつのように思える。

小丸山を過ぎると人の数はずいぶん減った。着いた鞍部には黄色いカマボコ型の避難小屋がある。周囲はやはり笹原とダケカンバでいい雰囲気である。静かで、時間が止まったように思える。
水場は笹原を緩く下って5分くらいのところにある。ただし、踏み跡は笹がかぶっているので、赤テープに導かれながら湧き水にありつく。枯れていないか心配だったが、流れは細いながらもしっかり出ていた。

やがて、親子のような2人連れがやって来て、避難小屋の横にテントを張った。自分は、時間があるので前袈裟丸山へ登ることにした。

前袈裟を往復(15:10)
緩い笹原の登りのあと、やせ尾根となる。やがてシャクナゲの木が現れ始める。あわよくば開花していないか、と期待していたがそれはちょっと虫がよすぎたようだ。蕾はまだ固い。

山頂直下のきつい登り。ツガなどの針葉樹が多くなる。さっき見えていた残雪のすぐ横を登る。しかし登山道に雪が被っている箇所はない。
シャクナゲがどんどん多くなる。傾斜が緩み、南面は笹原越しに展望が大きく開ける。振り返ると、賽ノ河原を始め袈裟丸山の斜面は至る所でピンク色に染め上げられている。
前袈裟山頂に着く。周囲はシャクナゲだらけである。アカヤシオなどのツツジで知られてはいるが、袈裟丸山を一番特徴付けている花はやはりシャクナゲなのだな、と思う。満開になったらさぞかしすごい山頂になるだろう。

山頂から少し先に進み、後袈裟丸山方面を眺める。シャクナゲのやせ尾根にまばらに伸びる立ち枯れの木々。これと似たような眺めを見たことがある。そう、奥秩父主脈縦走路の笹平付近の眺めとうりふたつである。

避難小屋に戻る。途中で鹿を2頭見る。鹿の多い山域である。
泊まるのは結局自分と、テントの2人だけだ。ドームのような小屋の中は天井が低く、ちょっとちらかってはいたが、寝るだけならこれで十分である。
夜中、外に出てみると満天の星空だった。久々に10時間眠った。

小丸山避難小屋
小丸山避難小屋
ダケカンバと笹原
ダケカンバ
前袈裟丸山頂から
前袈裟丸山頂から


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