~アカヤシオ咲く展望の山~

けさまるやま 2002.5.2.~3
塔ノ沢~小丸山~前袈裟~後袈裟~郡界尾根
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賽ノ河原から袈裟丸山


袈裟丸山は例年、5月中旬のアカヤシオツツジ、6月上旬のシャクナゲが見所となるが、春の早い今年は、ゴールデンウィークの時分にアカヤシオが見頃になってくれた。
群馬県中部、栃木県境に位置するこの山は、東京からだと日帰りではちょっと忙しい。簡単な造りの避難小屋しかないが、久しぶりに山中1泊する計画を立てた。
マップ

2002年5月2日(木) 曇り後晴れ
池袋駅5:02-[埼京線]-5:10赤羽駅5:20-[宇都宮線]-6:25小山駅6:27-[両毛線]-7:27桐生駅7:43-[わたらせ渓谷鉄道]-8:45沢入駅8:50-9:40造林小屋-10:10塔ノ沢登山口-11:00寝釈迦11:15-12:10賽ノ河原12:20-13:15小丸山13:30-13:40小丸山避難小屋14:20-15:10前袈裟丸山15:50-16:30避難小屋(泊) 歩行時間:5時間40分

2002年5月3日(祝) 晴れ
6:30避難小屋-7:25前袈裟丸山7:45-8:20後袈裟丸山8:45-10:20・1415mピーク-10:50郡界尾根登山口11:00-12:00大滝12:10-12:50追付橋13:00-14:00小中駅14:28-[わたらせ鉄道]-14:40水沼駅(入浴)16:50-[わたらせ鉄道]-17:20相老駅18:04-[東武りょうもう40号]-19:42北千住駅 歩行時間:6時間15分


わたらせ渓谷鉄道から入山(5/2, 8:50)
今日は避難小屋に泊まる。久々のシュラフ山行だ。ザックが重い。
わたらせ渓谷鉄道は群馬、栃木の県境を北上して行く。沢入(そうり)駅で下車。渡良瀬川が陽光を反射する。

国道122号線を横切って林道に入る、しばらくは車道歩きだ。
袈裟丸山に登るには、どのコースを取っても1時間あるいはそれ以上の舗装道路歩きを避けられない。ここに限らず、北関東の山には、車利用が前提の登山コースが多い。西上州も然りだ。自分のような電車・バス派にはどうしても遠い山域になってしまう。
ゴールデンウィークとはいえ今日は平日なので、登山者は時々見られるのみ。それでも塔ノ沢の駐車場は満杯(10台ほど)であった。
下界はまずますの天気であったが、沢沿いの道を登るにつれ、雲ってくる。

塔ノ沢から賽ノ河原へ(12:10)
ニリンソウ、ヤマエンゴサク、スミレが目立つ道を緩やかに登って行くと、笹が現れ、沢の流れと別れる。しばらく登ると塔ノ沢避難小屋が見えて来る。老朽化しているとガイドにはあったが、昔ながらの小屋の横にはログハウス風の真新しい建物が建っている。

さらに高度を上げると、ようやくあたりが開ける。賽ノ河原という所で、折場登山口からの道との合流点である。このへんからアカヤシオ・ロードが始まる。
広い尾根を緩やかに登って行くにつれ、どんどんアカヤシオが増えてくる。雲間からは青い空も覗き始める。青空をバックにアカヤシオのピンクが鮮やかだ。
正面には袈裟丸山が端正な姿を見せてきた。

渡良瀬川
渡良瀬川
アカヤシオ
アカヤシオ
アカヤシオ
アカヤシオ


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