- わたらせ渓谷鉄道から入山(5/2, 8:50)
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今日は避難小屋に泊まる。久々のシュラフ山行だ。ザックが重い。
わたらせ渓谷鉄道は群馬、栃木の県境を北上して行く。沢入(そうり)駅で下車。渡良瀬川が陽光を反射する。
国道122号線を横切って林道に入る、しばらくは車道歩きだ。
袈裟丸山に登るには、どのコースを取っても1時間あるいはそれ以上の舗装道路歩きを避けられない。ここに限らず、北関東の山には、車利用が前提の登山コースが多い。西上州も然りだ。自分のような電車・バス派にはどうしても遠い山域になってしまう。
ゴールデンウィークとはいえ今日は平日なので、登山者は時々見られるのみ。それでも塔ノ沢の駐車場は満杯(10台ほど)であった。
下界はまずますの天気であったが、沢沿いの道を登るにつれ、雲ってくる。
- 塔ノ沢から賽ノ河原へ(12:10)
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ニリンソウ、ヤマエンゴサク、スミレが目立つ道を緩やかに登って行くと、笹が現れ、沢の流れと別れる。しばらく登ると塔ノ沢避難小屋が見えて来る。老朽化しているとガイドにはあったが、昔ながらの小屋の横にはログハウス風の真新しい建物が建っている。
さらに高度を上げると、ようやくあたりが開ける。賽ノ河原という所で、折場登山口からの道との合流点である。このへんからアカヤシオ・ロードが始まる。
広い尾根を緩やかに登って行くにつれ、どんどんアカヤシオが増えてくる。雲間からは青い空も覗き始める。青空をバックにアカヤシオのピンクが鮮やかだ。
正面には袈裟丸山が端正な姿を見せてきた。
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