~いで湯の里から登る森深き山~
タイトル
2005年9月11日(日)~9月12日(月)
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北関東の温泉地でぜひ訪れたいのが塩原温泉だ。近辺に半日・1日行程の山もあって温泉一泊で山登りを楽しむことが出来る。
夏から秋に季節の移ろう9月、新湯(あらゆ)富士と日留賀岳(ひるがたけ)に登ることにした。

塩原温泉街
塩原温泉街
マップ

2005年9月11日(日) 曇りのち雨
5:47上野駅-[JR宇都宮線、宇都宮乗換え]-8:16西那須野駅8:30-[JRバス]-9:15塩原温泉-[JRバス]-9:36奥塩原温泉9:40-9:50登山口-10:25新湯富士10:35-11:10大沼園地入口-[ヨシ沼コース]-11:50奥塩原温泉14:50-[JRバス]-15:20逆杉(御宿明神 泊)歩行時間:2時間

2005年9月12日(月) 晴れ
6:05御宿明神-[20分休]-6:55小山氏宅-7:45林道終点-9:10・1514mピーク-9:25鞍部9:35-10:25日留賀岳11:15-12:00鞍部-13:20林道終点13:30-14:10小山氏宅-14:45元湯入口14:59-[バス]-15:15塩原温泉16:30-[JRバス]-17:20西那須野駅17:40-[宇都宮線、赤羽乗換え]-20:20新宿駅 歩行時間:7時間5分

塩原温泉の北方にそびえる日留賀岳は、男鹿山塊の中では数少ない登山道(夏道)の整備された山である。しかしながらその山懐は深く、麓からの往復で8時間近くかかる。電車・バス利用での日帰り登山は不可能で、必然的に麓に前泊して、さらに翌日早朝発の行程となる。
山自体は地味な存在で、この山を登山対象とするかどうかによって、その人の山の嗜好性がはっきり分かれるような気がする。

一方、奥塩原温泉の裏山のような存在の新湯富士は、塩原自然研究路として登山道が整備されている。登山道と言うよりも遊歩道といったほうが近い。
1日目は天気も悪そうなので無理はせず、現地に着いたとき降ってなければ新湯富士に登ろうと考えた。


新湯の共同浴場
新湯の共同浴場

東北本線・西那須野駅からバスで、朝の塩原温泉に着く。
夕方から雨の予報だったが、すでにポツポツと降り始めている。こちら側から新湯富士に登るのはあきらめ、さらにバスを乗り継いで、下山予定の奥塩原温泉(新湯)に先に行く。

硫黄臭の立ち込める新湯には、旅館やみやげ物屋の他に小さな共同浴場がいくつかある。ここに入ることも今回の楽しみのひとつなのだが、来て早々、朝っぱらから入るのも気が進まない。
幸い新湯付近は雨が降っていないので、こちら側から新湯富士に登って、汗を流すことにした。


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