~展望満喫の丹沢スノーハイク
桧洞丸
(ひのきぼらまる)1999.12.23 晴れ
西丹沢自然教室~ツツジ新道~桧洞丸~熊笹ノ峰~犬越路~用木沢出合~西丹沢自然教室
1
2
檜洞丸へのトップページへ
西丹沢、道志山塊の大パノラマ
クリックしてさらに大きな写真(890×342)表示
4日前、桧洞丸に5cm程の雪が積もったとのことで、これは今季初めてのスノーハイクに なるな、と思いヤッケやアイゼンを持って行った。
西丹沢自然教室に着くと、建物の屋根や道端に1~2cm積もっている。4日前の後もいくらか降ったのかもしれない。
ピンと張り詰めた寒気の中、登山道に進む。
大室山、南アルプス
ツツジ新道の尾根道は、下部は落ち葉と雪が半々で、ザクザク、キュッキュッと踏みしめながらゆっくりと登って行く。願っても無い好天だ。タフでありながらも気持ちの良い尾根を 進む。振り返れば先っぽの丸い畦ガ丸、たおやかな稜線が印象的な大室山。そして富士山。
富士は大きい。大菩薩や奥多摩から見る角度と違っている。南東面の広大なスロープに雪が無造作に積もっている。裾野まで見渡せ、下の方のゴルフ場らしき台地まで見える。
さらにその後ろに、白い帯をまとった南アルプスの稜線がどこまでも続いている。
展望園地からの富士
桧洞丸直下の木道
標高を上げるにつれ、落ち葉混じりの雪道は次第に雪の割合が多くなっていく。展望園地で富士の眺めをしばし楽しんだ後、桧洞丸山稜への登りに入る。ひたすら登る。 不思議と寒さはそれほど感じなく、道も凍結していない。パウダースノーとまではいかないが、雪質はさらさらだった。
山頂近くの木道に上がる。このへんでも、雪は深いところで5cmくらいだが、やはり無雪の道よりは時間がかかっているようだ。初めて歩いた道だが、予定より20分ほどオーバーして、12:00山頂に着いた