| 10分歩いて5分休む |
中高年向けのハイキングガイドには、この水根からの登りが紹介されていたのだが、後々いろんな本を読んでみると、この尾根は登りとしては向かず、境橋から登るのが一般的なようだ。地図でもここの等高線は非常に細かい。
「こりゃエライことを始めてしまった」と後悔する気さえも起きないほどの地獄の急登。
尾根に取り付いて20分位で、もうジュースが無くなってしまった。
初めの頃は背後に大きく見えていた奥多摩湖も、薄暗い植林地に入ってしまうと全く見えなくなり、ただただ足元をみつめていく。
振り向けば奥多摩湖が眼下に横たわっている
やっと植林地から抜け出す。しばらく行くとなだらかな防火帯へ。トウノクボというそうだ。しかし、その前面に見える急斜面にまた言葉を失う。
いったいいつまで続くのだろう。
トウノクボ付近の防火帯
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