~奥多摩の寂峰を避難小屋泊りで~


三ツドッケ、酉谷(とりたに)山・1998.11.23~24 晴

一杯水避難小屋にて
三ツドッケ、酉谷山マップ
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薪ストーブと格闘・一杯水避難小屋(17:00)
一杯水避難小屋から落陽を臨む
一杯水避難小屋から落陽を臨む


一杯水避難小屋に戻ったころは、あたりはもうすっかり夕闇。寒い。小屋戸口の温度計を見たら、何と氷点下2度。小屋に入り、 薪ストーブに火をつける。

種火がなかなか燃え広がらない。小1時間の悪戦苦闘の末、薪をキャンプファイヤー式に積み上げる様にしたら勢い良く燃え出した。 ほっと一安心する。

薪ストーブ
小屋の中にある薪ストーブ


しかしそれでも寒い。もう一度温度計を見に行ったら、氷点下4度になっていた。
ミニランタンとヘッドランプのもと、コーヒー、カレーを温めて食べる。小屋には電気がない。当たり前だ。

ストーブは勢いよく燃えているが超寒い。防寒具を着てシュラフにくるまる。時計をみたら、まだ7時だ。感覚ではもう何時間も 経っている気がしていたのだが。

部屋の中
12~3畳ほどの広さのある室内


遠くで「キューン」と鹿の鳴き声がする。
することが無いので、持ってきた文庫本と小屋の雑記帳を読みふける。それでも手持ち無沙汰なので、外に出てみたら、満天の星空。 しばし見上げていたら、流星が走った。

しし座流星群は見そこなっていたので、何か得した気分になった。




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