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薪ストーブと格闘・一杯水避難小屋(17:00) |
一杯水避難小屋から落陽を臨む
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一杯水避難小屋に戻ったころは、あたりはもうすっかり夕闇。寒い。小屋戸口の温度計を見たら、何と氷点下2度。小屋に入り、
薪ストーブに火をつける。
種火がなかなか燃え広がらない。小1時間の悪戦苦闘の末、薪をキャンプファイヤー式に積み上げる様にしたら勢い良く燃え出した。
ほっと一安心する。
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小屋の中にある薪ストーブ
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しかしそれでも寒い。もう一度温度計を見に行ったら、氷点下4度になっていた。
ミニランタンとヘッドランプのもと、コーヒー、カレーを温めて食べる。小屋には電気がない。当たり前だ。
ストーブは勢いよく燃えているが超寒い。防寒具を着てシュラフにくるまる。時計をみたら、まだ7時だ。感覚ではもう何時間も
経っている気がしていたのだが。
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12~3畳ほどの広さのある室内
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遠くで「キューン」と鹿の鳴き声がする。
することが無いので、持ってきた文庫本と小屋の雑記帳を読みふける。それでも手持ち無沙汰なので、外に出てみたら、満天の星空。
しばし見上げていたら、流星が走った。
しし座流星群は見そこなっていたので、何か得した気分になった。
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