2015年11月22日(日) |
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五反田IC |
6:30 |
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首都高 中央自動車道 |
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八王子IC |
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国道411号,県道28,53号 |
8:40 |
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さわらびの湯 |
9:20 |
9:47 |
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白谷沢登山口 |
◇ |
11:27 |
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岩茸石 |
11:35 |
12:00 |
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ゴンジリ峠 |
◇ |
12:25 |
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棒ノ折山 |
13:10 |
13:38 |
岩茸石 |
◇ |
14:05 |
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白地平 |
14:10 |
15:15 |
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さわらびの湯 入浴立寄り |
16:20 |
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県道53号,国道16号他 |
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八王子IC |
◇ |
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中央自動車道 首都高 |
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五反田IC |
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3連休の中日、メンバー5人で棒ノ折山に登る。
この山は埼玉県側の白谷沢ルートがよく登られているが、自分は1998年の初登時に歩いたきりで、その後は東京側のルートばかりだった。白谷沢ルートは行程の3分の2が沢沿いの道で、これほど長いのは奥多摩の山の一般コースでは珍しい。
今日は友人の車に乗せてもらう。他の車とさわらびの湯で落ち合い、周回コースをとることにした。
巨岩の間を縫って白谷沢を詰めていく
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冬桜(十月桜)の咲くさわらびの湯を9時に出発するが、空は残念ながら雲厚く、初めのうちは霧雨も降っていた。さわらびの湯駐車場は朝から混雑しており、マラソン大会でもあるのか、テントが張られ売店も営業していた。
登山口のある有間ダムへは車道を上っていく。白谷沢登山口からしばらくは山腹の植林帯を登る。前後に登山者が多い。
藤懸の滝から先は沢沿いの道になる。難しいところはないが、沢をまたいだり、沢身を歩く場所もある。高度を上げていくと紅葉の名残りのある中巨大な岩のゴルジュを通過、ロープのかかった岩場の登りなど、変化に富んで飽きさせない。
林道に出ると、多くの人が休憩していた。若い人や、家族連れが多い。しばらく平坦な道を歩くと河又からの尾根道に合流、岩茸石に着く。ここからは何度か歩いた道である。
ここにも多くの人が休憩している。岩茸石は高さ5メートルほどの巨岩で登ることができる。天気がよければ岩の上に立つと北面の展望が広がるかもしれない(自分は登らなかった)。
岩茸石からは岩や木の根のはびこった急登が山頂まで続く。標高900m台の低山とは言っても、頂上直下はつらい登りになることが多い。ぬかるみのひどい場所もあり、脇の植林帯に迂回路がつけられていた。
それにしても前後に人、人、人、・・・高尾山や富士山の渋滞を思い出した。この人の多さはいったい何だろう。昨今の登山ブームの影響はあっても、これほど人の多い奥多摩の山は今まで歩いたことはない。何かテレビの特集でもあったのだろうか。今日が連休の中日であることも混雑の理由かもしれない。
高度を上げるにつれ、周囲は霧で包まれてきた。今日の山頂とも展望とは無縁であろう。今年の秋山は、霧中の山行が続き、半ば諦めの境地である。ゴンジリ峠から先も霧の中、ぬかるみを除けながらひたすら登る。周囲が白く開けてくると棒ノ折山の山頂である。やはり人であふれていた。
ここまで風もなく意外と寒さは感じなかったが、山頂はさすがに肌寒さが勝つ。フリースを着込んで昼食をとり、滝ノ平尾根を使って下山する。
岩茸石まで来た道を戻ると、しばらくは平尾根を緩やかに下る。眺めが開ける白地平の展望台は、前回(年)来たときと変わらず、いまだに立入禁止になっていた。このまま荒れ放題にさせておくわけにもいかず、今後どういう処置がされる予定なのか、全くもって不明である。この天気で展望はあまり望めないが、ここまで高度を下げてくるとうっすらと山の稜線が滲み出してきた。
3度の林道横断を経て、次第に高度を落としていく。山腹を曲がりくねった林道を歩くより尾根筋を下ったほうがもちろんいいのだが、2回目から3回目の横断の間は、たぶん林道を歩いたほうが時間的には早いだろう。
植林帯に入ると、木の根の浮き出たつるべ落としの急降下が続く。今日はちびっこハイカーも多かったが、木の根っこが子どもの歩幅よりも大きなギャップをいくつも作っており、お父さんお母さんの手助けを借りながら一生懸命下っていた。
夕方のような薄暗い樹林帯を抜けると、河又の民家脇に出た。さわらびの湯へは20段ほどのコンクリの階段登りだが、さすがに疲労が来て足が重かった。
山の初心者でも登れそうな棒ノ折山だが、白谷沢ルートを交えるとなかなか充実した行程になることを実感した。
さわらびの湯で汗を流し、現地解散とした。