山の写真集 > 中央線沿線 > 高尾山
  • -恒例のスミレオフ-
  • 高尾山口駅-小仏川-裏高尾-日影沢林道
  • 中央線沿線
  • 東京都
  • -
  • 2019年4月6日(土)
  • 13.0km
  • 7時間
  • 470m(高尾山口駅-城山直下)
  • -
  • -
  • 京王線
天気1

 

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2019年4月6日(土)
新宿駅 7:58
  京王線
北野駅乗換
8:52   高尾山口駅 8:55
9:15   ヤマルリソウ自生地 9:25
9:45   小仏川
12:20   日影沢 13:00
14:30   城山直下
15:20   一丁平 15:30
16:00   高尾山直下(1号路)
16:20   3号路
16:35   2号路
17:20 高尾山口駅 17:28
  京王線
18:25 新宿駅

 

今年も(元?)ネット仲間が集まって高尾山スミレオフを行った。
ルートはいつも通り、高尾山口駅から高尾駅方面へ歩道を歩き、小仏川沿いから駒木野の広場へ。その後奥高尾の山村風景を眺めながら日影沢キャンプ場、日影沢林道を登っていく。
日影沢まではほとんどが舗装車道を歩いていくのだが、目的としているスミレは山の中でなくても見ることができる。


タカオスミレ(日影沢林道)

高尾山口から小仏川へ向かう道。ソメイヨシノが咲き、山は萌黄色に展開

ソメイヨシノ満開

ヒメウズ(氷川神社)

ヒメウズ

タカオスミレは葉の表が黒い。裏の緑色と対照的

黒いのは表側

ヤマエンゴサク(駒木野の広場)

ヤマエンゴサク

ナツトウダイ

ナツトウダイ

春爛漫の裏高尾

春爛漫

裏高尾の車道を歩き、日影沢へ

裏高尾を行く


まずは道端に咲くセントウソウ、ヒメウズ、ミツバコンロンソウの白花たちはほんの挨拶代わり。車道に沿った空き地や民家の軒先、石垣の割れ目など、高尾の町のスミレはそれぞれが住みよい場所を見つけて、のびのびと育っているように見える。
氷川神社や奥高尾の町はソメイヨシノが見ごろを迎えていた。暖かな春の空気に包まれながら日影沢キャンプ場へ。食事をしてから林道を登り城山を目指した。
タカオスミレ、ヒカゲスミレオカスミレコスミレニオイタチツボスミレエイザンスミレアリアケスミレヒメスミレなど、10種類以上のスミレを見ることができた。解説してくれるメンバーに感謝である。

スミレだけでなくトウゴクサバノオニリンソウ、コチャルメルソウ、カントウミヤマカタバミフタバアオイ、ムラサキケマン、ユリワサビなどを確認できた。特に沢の左岸に咲き乱れるニリンソウの群落がすごい。
城山の北東斜面は広く伐採されており、そのため日影沢林道も明るくなって、日当たりが増した場所がある。そういうところにはいち早くタカオスミレが陣取り、さっそく花をつけていた。
こういうのを見ると、スミレに優占種というのがあるのなら、高尾山のスミレの優占種はやはりタカオスミレなのかと思ってしまう。

城山山頂へは立ち寄らず、巻き道を使って高尾山方面へ向かう。稜線には木の花もどんどん咲き始めている。コブシが純白の花をつけ、ヤマザクラはずいぶんほころんできた。ソメイヨシノも開花中である。
ヒトリシズカシュンランナカバノスミレサイシンマルバスミレヒナスミレを見るが、アケボノスミレはまだ早いのか見あたらなかった。

時間が遅いせいか、意外と歩いている人は少ない。日影沢林道も思ったほどの人出はなかった。高尾山頂を巻き、薬王院を通過して照葉樹林の道である3号路を少し歩く。このメンバーで3号路を選択するのは少し珍しい。
2号路の急坂を下り高尾病院、そして高尾山口駅へ戻る。今年のスミレオフも9時5時出勤の長丁場となった。

翌日、まだ天気は持ちそうなのでもう一度、高尾山に行くことにした。前日見ることのなかったブナの芽吹きを確認したい。ブナの話なのでブナ100のほうに記することにする。

2日連続の高尾山、そしてその前の週も高尾山だった。そろそろ別の山にも登らないと。