~深秋の峠路と笹深い稜線~
タイトル
マップ
丹波から大菩薩、小金沢連嶺(1999.11.21~22 晴れ)
1日目:丹波ヒュッテ(前夜泊)6:25→藤ダワ7:40→追分9:20→ノーメダワ10:15→
フルコンパ11:55→大菩薩峠12:55(介山荘泊)
2日目:大菩薩峠7:25→石丸峠7:50→小金沢山9:10→牛奥ノ雁ガ腹摺山10:20→
黒岳11:35→湯ノ沢峠12:30(昼食)→天目山温泉15:00→甲斐大和駅(タクシー)
    
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笹ヤブのトンネルが途切れ、牛奥ノ雁ガ腹摺山が見える
笹ヤブのトンネルが途切れ、牛奥ノ雁ガ腹摺山が見える


●牛奥ノ雁ガ腹摺山へ
熊笹はいよいよ背丈ほどになり、道も見えなくなってきた。しかし踏み跡ははっきりしている。一面の熊笹は、道の上部は少し窪んで見えるので、それを目標にしながらの歩きが続く。
小金沢山の下りから次の小ピークまで、いったん稜線の西側を歩くようになる。稜線からどんどん遠ざかり不安になる。ビニールテープが頼りのところもある。
しばらくして尾根に戻れる。天気が良いので熊笹をかき分けの道も楽しい。雨が降ってたりするとちょっとつらいかもしれない。

牛奥ノ雁ガ腹摺山(うしおくのがんがはらずりやま)に着いたとき、私も含めみんなズブ濡れ。スパッツはあまり役に立たない。スボンの下にタイツをはいていたので、それがよかったのかもしれない。出来るならレインウェアを着ていたほうがいい道だと思った。
ここの山頂は縦に長く、明るい。富士山の秀麗な姿を再び見る

それにしても熊笹のあとのこの絶景。好天だったので、濡れてしまっても次のピークで展望に見とれているうち、乾いてしまうという按配だった。

1人、登ってきた人がいた。誰ともなく聞いてみた。
「ここから先も笹が深いですか?」
「ええ、すごい所は腰まであります」
その答えを聞いて、誰しもが「ああ、ここから先はそう大変ではないな」と思ったようだ。

牛奥ノ雁ガ腹摺山・山頂
牛奥ノ雁ガ腹摺山・山頂
牛奥ノ雁ガ腹摺山から南アルプス
牛奥ノ雁ガ腹摺山から
南アルプス


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