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~奥多摩の隠れた名山
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笙ノ岩山(しょうのいわやま)・
蕎麦粒山(そばつぶやま)2000.1.29 晴れ

川乗橋~鳥屋戸(とやど)尾根~笙ノ岩山~
蕎麦粒山~一杯水~東日原


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鳥屋戸尾根
鳥屋戸尾根

長沢背陵との合流点
長沢背陵との合流点

蕎麦粒山山頂
蕎麦粒山山頂

山頂を後にし、なおも北に向かう。陽の光がまばゆいばかりに雪面を輝かせる。雪でわからなかったが、道はけっこうゴツゴツして歩きにくいかのもしれない。

前面に蕎麦粒山が大きな塊となって現れる。ここから山頂まではけっこうな急登で、頑張りどころだ。山頂へ伸びる道を下から仰ぎ見ると、すごく高く感じる。
長沢背陵の水源林道を横切ると、15分ほどの急登で蕎麦粒山の山頂にたどり着く。

ここまでで出会ったのはほんの2~3人。蕎麦粒山頂には誰もいなかった。(その後何人か登ってきた)
この山頂のトレードマークとも言える、三角形の岩の陰で昼食にする。
川苔山へ続く幅広い防火帯も、真っ白い1本の線となっている。

昼食後、水源林道との分岐に戻り、一杯水方面へ進む。南面の日当たりのよい所は雪が消えているが、多いところでは20cmくらい積もっていた。ザレているところでは少し緊張気味になるものの、いたって気持ちの良い雪道だ。ところどころ丸い足跡が雪面を横切っているが、鹿の足跡だろうか。
秩父方面への細い分岐を確認すると、ほどなく一杯水の水場だ。雪が被っていて、水は干からびている。
一杯水避難小屋の前に着く。地面は完全に雪で覆われている。青空と冬枯れの木々が美しい。
1人の男性が枯れ木を持って、小屋の中に入っていった。今夜泊まるという。雪に覆われた一杯水の朝はさぞかしすがすがしいことだろう。
東日原への下りに入る。この道は4度目だが、今回は滝入ノ峰への取り付き点を、しっかりと確認してきた。今度ここを通るときは、行きがけに登ってみるつもりだ。けっこう険しそうだが惹かれるものがある。

今日は奥多摩の山をたくさん見れて、満足だった。
長沢背陵
長沢背陵(水源林道)
一杯水避難小屋
一杯水避難小屋

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