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2010年10月2日(土)
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◇ | | 調布IC | 5:30 |
中央自動車道
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◇ | 甲府昭和IC | 6:45 |
県道101号 観音峠林道
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8:15 | 池の平林道の奥 |
8:45 | 林道登り口 | ◇ |
9:25 | チョキ | 9:35 |
10:00 | 林道登り口 | ◇ |
10:25 | | 池の平林道の奥 |
観音峠林道
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◇ | 木賊峠 | 10:37 |
10:50 | 袴腰 | 11:03 |
11:10 | | 木賊峠 | ◇ |
観音峠林道
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11:35 | 黒富士登山口 | 11:40 |
11:53 | 八丁峠 | ◇ |
12:20 | 曲岳 | 12:40 |
13:10 | 八丁峠 | ◇ |
13:20 | | 黒富士登山口 | 13:25 |
観音峠林道 クリスタルライン 増富の湯立寄り 県道23、601号 |
16:15 | 須玉IC | ◇ |
中央自動車道
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18:30 | 高井戸IC | ◇ |
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今週は車を使って、短時間で楽に登れる山を物色する。
「バリエーションルートを楽しむ」にも掲載されている、観音峠から木賊(とくさ)峠付近の小さな山に登った。特に木賊峠は車でしか行きようのないところで、眺めがよい小峰が並んでいる。
また、観音峠に登山口のある曲岳は、このへんの知られた山で唯一未踏となっていた。今回は黒富士登山口から尾根道を歩いて登る予定である。
展望のいい袴腰頂上
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甲府昭和ICから県道を北上し、観音峠をやり過ごす。まずチョキから登る。
展望台のある木賊峠も過ぎ、 池の平林道をもう一走りする。チョキの入口である未舗装の林道が左に分岐していたので、そちらに入る。なおゲートは開いていた。
砂利道は軽自動車にはちょっとつらい。すぐに二股になり、右の細い方へ入る。なるだけ車で奥に入ってしまいたいが、あとで出せなくなるのが恐いので、適当な場所で妥協する。走っている途中に伐採地があり、甲斐駒が望めた。
| 未舗装の林道から |
| チョキの山頂 |
| 展望台との標記 |
| 袴腰山頂 |
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車を停めた場所からは林道を歩くのだが、右手の森の中に薄い踏み跡が伸びていたので、それを辿ってみる。
しかしこの踏み跡は、尾根を離れていく様についていたので、尾根伝いに道はないか探っってみたが、藪になってしまった。結局林道に戻る。
チョキと思われる三角形のピークが見える。瑞牆山らしきものも覗くが、はっきりとはわからない。さらに林道を進むと、山菜採りの人の車が停まっていた。
少し下り気味に進んで、左側の植林の中に入る踏み跡を見出す。両側の木の枝には空き缶がかぶせられていた。
林の中に入る。踏み跡は細いが、テープなどを頼りに進んでいく。だんだんと傾斜が増してきて、足元の悪い急な登りへと変わった。
いったん小さなピークに上がる。緩やかな尾根歩きは長く続かず、再び急登。踏み跡がわからなくなり右に寄ってしまった。軌道修正して岩っぽい斜面をひと登りすると、樹林に囲まれたチョキの山頂に立った。
展望はよくない。唯一瑞牆山方向が伐採され視界が利くが、雲がかかり見えない。葉の落ちた時期ならもう少しましな眺めも得られようが、たいしたことはなさそうだ。登って、失敗した!と思った山は久しぶりだ。
なおチョキは、金峰山の八幡尾根の一角をなす山であり、山頂からはこの尾根に続く踏み跡が続いていた(八幡尾根には金峰山の一般登山道はない)。
来た道を戻り、車で木賊峠に戻る。展望台に寄ってみたが、富士山は雲の中だった。
袴腰というピークは、木賊峠から登山道をジグザグに登って、10分余りで着く。まあ登山の格好をして登る山でもない。
しかし山頂は広く伐採され、ほぼ360度の展望である。八ヶ岳、金峰山、瑞牆山・・・と見えるはずであったが、どれも雲をかぶっており、残念な眺めだった。ドライブのついでに立ち寄る地であろう。
曲岳に登るため、観音峠方面に戻る。途中の黒富士登山口で車を停める。登山口付近は、わずかだが紅葉が始まっている。沢沿いの道を緩やかに登高する。まだ花が咲いている。今日初めての「登山道らしい」山道でホッとする。
10分くらいで稜線に達する。八丁峠である。数年前、太刀岡山から黒富士に登ったときここを経由した。左は黒富士、右に進む。
自然林豊かな穏やかな尾根道で、下草も少なく歩きやすい。新緑の季節もいいだろう。正面に曲岳の塊が見えてくる。いったん下ってから、曲岳の急登が始まる。体を引き上げるような場所もある。
左手が開けた岩棚に出る。雲がちですっきりした眺めは得られないが、茅ヶ岳や太刀岡山がが望めた。展望台ならぬ「展望舞台」と書かれているのが面白い。
そこからひと登りで曲岳頂上である。山梨百名山の標柱を久しぶりに見た。しかし回りは樹林の背が高く、眺めは悪い。チョキ同様、展望を期待して登る山ではなさそうだ。
今日はまあこういう日だったということで、山頂には長居せずに来た道を引き返す。
せっかくここまで来たのだから、やはり増富の湯に寄っていこう。再び木賊峠方面に走り、クリスタルラインを下りていく。
今日は展望のあると思っていたチョキを先に登ったおかげで、このあたりの車道を行ったり来たりすることになってしまった。曲岳から先に登ったほうがよかった。
30分ほどで増富の湯に着く。茶褐色の源泉は温度も高くなく、一度入ったら出たくなくなるお湯だ。
次にこのあたりに来る頃は、木々の葉も色づいているだろうか。
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