山の写真集(マイナールート探訪)

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海沢から御岳山、鍋割山、城山8の字回遊

総歩行時間:6時間35分

地図
大楢峠を中心に、南北に8の字を描くように歩こうとする。
実際は鳩ノ巣から白丸駅までの遊歩道が通行止めになっていて、8の字は描けなかったが、地図に無い道も歩けて楽しい行程だ。

青梅線・
白丸駅を降りて、線路の北側を進み、まず名所・数馬の切り通し(石門)を見て行く。元禄の頃、この大きな岩を切り開いたことで、当時行き来の大変だった氷川(現在の奥多摩)集落との往来が盛んになったという。
ただし、切り通しを突っ切ってそのまま青梅街道に下り立つ道は現在無く、来た道を少し戻ってから青梅街道に出る。

海沢橋を渡って上坂集落に向かう。舗装された広い車道をゆっくり進み、奥多摩霊園の前を通るとすぐに、登山道の入口だ。ここから大楢峠へ向かう。
城山からの道の分岐点に着くまでは植林帯の急坂が続く。このあと傾斜は緩やかになり、新緑のきれいな雑木林が目立つようになると、ほどなく大楢峠だ。広く明るい雰囲気で行き交う登山者も多い。北東側から鳩ノ巣駅からの道が合わさって来ている。

御岳山への道は裏参道と呼ばれている。ヤマブキ、イチリンソウ、スミレなど、ところどころにきれいな花が咲く。よく整備された道で、所々で展望も開ける。
御岳山から長尾平まではいつも観光客で賑わっている。御岳集落は、こんな高い標高の所でも普通の町の風情だ。町名番地を表示した、あの青いプレートまで貼られている。
奥の院、鍋割山への道に入ると、突然山の中にいる雰囲気になり人も少なくなる。岩場も所々にあり、さすがに革靴の人もいなくなる。奥の院、鍋割山と展望は芳しくないが、静かな雰囲気だ。途中アップダウンがいくつかあり、鎖が取り付けられている場所もあるが、使うほどではない。

鍋割山から北面に伸びる尾根を下る

鍋割山に着くと、指導標はその方向を示していないが、北面に下り気味の道がある。ここを尾根伝いに、ほぼ真北に進んで行く。なお、この尾根道はエアリアマップ、25000図とも、道を示す破線で描かれていない。
左の写真、右は奥ノ院、左は大岳山へ向かう道で、正面に大楢峠へ向かう尾根筋が伸びている。

道幅は細いが、この先大楢峠までは、少なくとも50メートルおきには赤テープやペンキがあり、道を失うことはない。しかし夏の頃は下草が多そうではある。

不意に展望が開ける

しばらく進めば、展望が大きく開けるススキの道となり、大塚山、城山、本仁田山がよく見える。休めるような広い鞍部がないのが残念だが、人も通らないし、眺めを楽しみながら、のんびり緩やかに下って行く。

やがて植林帯に入り、この道で初めての指導標を見る。そこからは単調な下り。道幅が広くなってきたと思ったら、ほどなく今朝通った大楢峠の横に出てくる。約45分間の地図にない道歩きはここで終わる。

大楢峠から城山分岐まで、来た道を戻り、そこから城山に向かう。城山直下は岩場の急登で大いに汗をかく。山頂は植林の中。ここまでかなりの長い距離を歩いて来たから、少し休んで行こう。人も来ないし静かな山頂である。

鳩ノ巣渓谷

ここから鳩ノ巣渓谷までは急勾配の続く下りだ。雨の日は滑りやすく危険であるが、45分くらいで麓に下りることが出来る。鳩ノ巣渓谷はいつ来ても美しい景観で、奥多摩の懐にいる印象を強く持てる、いい所だ。
雲仙橋を渡った下りたすぐのところにある一心亭で入浴するもよし、窓下の渓谷を眺めながらのビールもよし。
鳩ノ巣駅は目と鼻の先。ゆっくりと体を休めてから帰路に着こう。



歩いた日:1999年5月8日(土)
天候:曇りのち雷雨

白丸駅-(20分)-数馬の切り通し-(25分)-海沢橋-(20分)-上坂・登山道入口-(35分)-城山分岐-(20分)-大楢峠-(1時間20分)-御岳山-(50分)-奥の院-(20分)-鍋割山-(45分)-大楢峠-(25分)-城山-(45分)-雲仙橋-(10分)-鳩ノ巣駅


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