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曲ガ谷沢から川苔山

清東橋から山頂まで徒歩3時間45分

地図

青梅線の川井駅から大丹波林道~獅子口小屋跡を経て川苔山に至る道は、よく歩かれてはいるが、林道途中から南西に流れる曲ガ谷沢にも登山道があり、獅子口小屋跡経由と同程度の時間で川苔山に到達出来る。
沢沿いのコースをいとわない向きには避衆ルートとしてお勧めのコースだ。
昭文社エアリアマップには、歩行時間表示のない破線で示されている。

曲ガ谷沢へ向かう
川井駅から清東橋まで徒歩あるいはバスで行き、奥茶屋キャンプ場で棒ノ折山への道を分けて大丹波林道に入る。
しばらく舗装された道をゆるやかに登ると、南面が開けて来る。林道入口から小一時間ほどで登山道への分岐が左側にある。なおこの地点、林道の方は通行止めの表示がある。
大丹波川に向かって植林帯を下っていき、20分ほど沢に沿って道を進むと、分岐の指導標がある。真っ直ぐは獅子口小屋跡から川苔山へ、左に折れれば曲ガ谷南峰を経由して川苔山だ。ここで左に進む。
所々にある木橋
登山道は曲ガ谷沢沿いの登りとなる。あまり整備されていない道で、ところどころ崩れかけて踏み跡も薄いが、沢を横切る木橋が何個所もあり、それをいい目印に進む。
木橋のおかげで、沢に足を突っ込むようなところは意外と少ない。ただ、雨の後などはヌメって危ないので、傾斜の無い橋でも、用心のため四つんばいで渡ったほうがいい。
沢筋は狭く、両側から山面がせまっている。

1時間半も登ると、水が少なくなり、前方もいくぶん開けてくる。その頃、左側に登山道が見えてくる。ここから沢を離れ、赤杭尾根まで山腹を登っていくのだが、指導標は無いので見過ごさないようにしたい。
山腹から川苔山が見え始める
山腹をジグザグに進む。かなりの急登で汗をかくが、背後に川苔山の姿が大きく見えてくれば、尾根への取り付きはもうすぐだ。
次第に傾斜がゆるやかになり、10分も行くと赤杭尾根の終端部に合流する。そこを右折すると、すぐに鳩ノ巣駅~舟井戸のコルからの道に合わさる。川苔山東の肩を経て、山頂はそこから15分ほどだ。


歩いた日:1999年6月21日(月)
天候:曇り

川井駅-(バス15分)-清東橋-(15分)-奥茶屋キャンプ場-(50分)-登山道入口-(20分)-曲ガ谷沢分岐-(2時間)-赤杭尾根-(20分)-川苔山

●紅葉の季節の川苔山
川乗橋 紅葉 山頂


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