~シャクナゲとシロヤシオの回廊~
タイトル
たかやま(1668m)
2005年6月5日(日) 晴れ後曇り

7:38東武日光駅-[乗合タクシー]-8:20竜頭の滝上8:25-9:20東鞍部-9:40高山10:15-10:40熊窪分岐-11:10林道-11:20小田代歩道入口-11:55しゃくなげ橋12:05-12:25竜頭の滝上13:27-[バス]-14:50東武日光駅
歩行時間:3時間25分

マップ
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日光に来たのは小学校の修学旅行以来だ。
中禅寺湖南岸尾根の社山~黒檜岳はいつかは歩きたいと思っていたが、日光初登山はお手軽に、竜頭の滝周辺の「高山」にすることにした。
登山口からの標高差が少なく、短時間で登れてしまう山だが、今の時期はアズマシャクナゲが多く咲くという。

アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
男体山
男体山
竜頭の滝
竜頭の滝

都心から電車(鈍行)でアプローチする場合、赤羽駅5時20分の宇都宮線に乗車する。そして栗橋駅で階段を駆け上がって東武日光線に乗り換える。乗り換え時間は1分だ。これに乗れるか乗れないかで、奥日光の山行、とりわけ中禅寺湖より奥の山に登るのに時間的な余裕がかなり違ってくる。

なお、乗り換えをスムーズにするために、宇都宮線は2両目の車両に乗ることが必須だ。今回は運良く、栗橋駅6時5分発の日光線に乗れた。

その甲斐あって7時32分東武日光駅着。駅前に停まっていた乗合タクシーに乗車する。途中、男体山の均整の取れた三角錐が青空の下きれいだ。

竜頭の滝上バス停には、バスより10分ほど早く着いた。竜頭の滝周辺には、多くのカメラマンがたむろしている。
付近のトウゴクミツバツツジは満開で、竜頭の滝の流れと美しい調和を保っている。

竜頭山の家の横に出ると、山の家の飼い犬のお出迎えがある。脇の指導標のところから登山道に入る。
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ

10分ほどで尾根に上がり、トウゴクミツバツツジやシロヤシオをいとも簡単に見る。前にいた登山者が感嘆の声を上げている。無理もない、ツツジの花は登山道に覆いかぶさるように絶え間なく咲き続けているのだ。

花期がぴったりだったのだろう。シロヤシオはあるとは聞いていたがこれほどとは。今まで丹沢や奥多摩で、雨に打たれて苦労しながら見た花だが、今日はお手軽に一杯見れてしまいそうである。

道は整備されているが凹凸も多く、意外とタフだ。ツツジが一息つくとこんどはアズマシャクナゲだ。主に北面に群落を作っている。花のつきが半端ではない。これ以上咲けない、といえそうな満開状態だ。

昨年のシャクナゲは各地で不作だったが、今年はツツジとともにどこもよさそうである。

尾根道は平坦になる。トウゴクミツバ、シロヤシオ、シャクナゲが咲き競うように登山道を飾っている。行き交う人も多いがそれ以上に花が多い。


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