山の写真集(高尾山、景信山)
~スミレとカタクリ、人気の春山~
タイトル
マップ
たかおさん、かげのぶやま
2001.3.27 晴れ

京王線高尾山口駅7:00~7:30梅ノ木平7:50~8:20ケーブル駅~8:40琵琶滝~9:204号路分岐~10:00高尾山10:20~11:05城山11:50~12:35景信山13:10~13:55堂所山14:10~14:25底沢峠~15:30底沢16:00~16:40JR相模湖駅16:51

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高尾山は小学校の遠足以来、なんと30年ぶり。30年前はどこをどう歩いたか全く覚えていない。初めて行く山と同じように、あれこれコースを練るのは楽しい。
タチツボスミレ
タチツボスミレ

梅ノ木平のカタクリはもう咲いていると思ったので、少し寄り道することにした。しかしあまりにも早く着きすぎたので、カタクリは全部花を閉じてしまっていた。カタクリは日が十分に照らなければ花を開かない。
狭い斜面一面に花はあったのだが、このまま花が開くのを待っているわけにもいかないのでカタクリはまたの機会にということにした。

ケーブルカーの発着所である、高尾山口に戻る。広場の脇にタチツボスミレがたくさん咲いている。
6号路をゆっくりと登って行く。森の中からウグイスの鳴き声が聞こえてきた。今年初めてのホーホケキョだ。

尾根道
尾根道

右手に寺院が見えるところで6号路と分かれ、1号路の方向へ行く。自然林が多いなだらかな道が続く。表参道である1号路をまたいで、4号路に入ると道も少しアップダウンが多くなり、野趣あふれる自然林の道となった。
吊り橋のところでキブシとダンコウバイを見る。木々の芽吹きも間近である。

ゆったりと高度を上げ、にわかに人が多くなってきたら山頂だ。店があり広い台地だが見晴らしはそれほどでもない。少し奥に展望台があり、富士山が大きく見える。

平日と言えどもそこは人気の山。10名ほど山頂にいる。この後も多くの登山者とすれ違う。
小仏城山への道は幅広の防火帯で気持ちのいい道だ。左側は植林帯だが、反対側は明るい雑木で桜の木もある。そういえば今年は下界では桜の開花がやけに早い。これから咲き出す山の上でも、同じであろうか。日当たりのいいところで再びタチツボスミレを見る。

小仏城山へ
小仏城山へ

城山の山頂も明るく開けたカヤトの台地だ。やはり茶店があり、梅の木がきれいな花を付けている。ゴロンと寝転んで昼寝をしたい場所である。
山頂から見える丹沢山塊の北面は、まだ白いものが目立ち、今年の丹沢の雪の深さをつくづく感じる。

ここからは少し急な坂を下り、何となく登山道らしくなってくる(どういうのを登山道らしいのかと言われても困るが)。小仏峠からは薄暗い植林地を経て、景信山までは今日唯一の急登。たどりついた山頂の一角からは、今歩いて来た尾根が見渡せ、ダンコウバイの向こうに都心の広い眺めも得られる。しかしやはり茶店とテーブル、椅子が多くの場所を占めており、やや落ち着かない感じのする山頂である。
ダンコウバイ
ダンコウバイ咲く景信山
ダンコウバイ咲く景信山

陣馬山まで続く尾根は静かな道が続く。こんな時間でも陣馬山から来る人と何人もすれ違う。いくつか小ピークを越えていくと片側は笹の原となり、堂所山に着く。狭いが自然林に囲まれた、好ましい雰囲気の山頂だ。今日登った中では一番山らしい。北高尾山稜に続く道が伸びている。

底沢峠から下る。途中でエイザンスミレが咲いていた。この下りの道は、片側が自然林で花も多そうに思える。

30分ほどで車道に下り立つ。しばらく歩いていると、左斜面にカタクリの花が咲いているではないか。朝の失敗で今日はカタクリをあきらめていたのにこれはラッキーだ。
しかし、そこはどう見ても人の家の敷地である。道路側からはよく鑑賞できない。どうしても写真を撮りたいので、悪いこととは知りながら、恐る恐る内側から入り込み、他人様の敷地に入ってしまった。

カタクリ
カタクリ

ドキドキしながら写真を撮っていると、奥から「おい!」という声。ヒヤーすみません。すぐに謝った。
すると、「何だカタクリの写真か。このへんも随分少なくなって来たんだ。どんどん撮ってよ」とのこと。どうやらこの家のご主人らしい。心の広い人で助かった。
しかしやはり、人の家の庭に入ってしまうのは、はっきり言って犯罪である。お礼と謝罪を繰り返し、その場を後にした。

相模湖までは車道を延々と歩くことになる。途中でミヤマキケマンの黄色い花を見る。今日はたくさん春の風景に出会うことが出来た。はたして山はこのまま、つつがなく新緑の季節を迎えるのであろうか。

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